米国が金曜日に、第2四半期に経済成長が加速したことを示す指標を提出した後、米ドルは他の主要通貨に対し大きく下落し、また賃金成長率は依然として低迷しました。

米ドル指数は、0.61%下落の93.20となり、2016年6月22日以来の最低値となりました。

今月で米ドル指数は2.3%下落し、今年度は9%程下がっています。

米商務省は金曜日、国内総生産(GDP)は、消費者支出の増加を含む6月までの3ヶ月で2.6%の年率で増加したと述べました。これは、第1四半期に見られた1.2%の成長率の倍以上でした。

しかし、第2四半期には賃金成長率とインフレは抑制されたままだという報告書もありました。

米労働省は、第1四半期に0.8%上昇した後、賃金・給与は0.5%増加したと述べています。

米連邦準備理事会(FRB)のインフレ指数(食料・エネルギーを除く個人消費支出(PCE)指数)は0.9%上昇し、2年で最も低い伸び率となりました。

抑制されたインフレの見通しにより、FRBが今年第3金利引き上げに固執するかどうかが疑問視されています。

FRBは、水曜日に金利引き上げを保留にし、バランスシートを「比較的早く」縮小すると予想していると述べました。

トランプ政権下での財政面の景気刺激材料に対する期待の低迷も、最近のドルの弱さをもたらしました。

ユーロは金曜日にEUR/USD = 1.1749となり、0.63%上昇。木曜日に2年半振りの高値更新となった1.1775に近い数字で終わりました。

ユーロは今月、対米ドルで2.84%上昇、今年で言うと11%近く上昇しており、対米ドルの最もパフォーマンスの良い主要通貨となっています。

ユーロは、欧州中央銀行(ECB)がすぐに景気刺激策を打ち切り始めるとの見通しにより、好調となっているようです。

米ドルは円に対して過去6週間の最低値まで下落。金曜日にはUSD / JPY = 110.68で0.5%の下落となりました。

投資家は今週、FRB政策の方向性の新たな兆候について、金曜日の米国雇用報告書に焦点を当てるでしょう。

英国と豪州の中央銀行会議にも注目が浴びるでしょう。一方ユーロ圏は、インフレと第2四半期の成長についての速報値を発表する予定です。