米ドルは金曜、米上院共和党指導部が今年の税制改革を推し進めることができるかどうか疑問が増す中、他の主要通貨バスケットに対して週間最低水準にまで下落しました。
米ドル指数は金曜、0.13%安の94.30で取引を終えており、週間0.61%安として、先週まで続いた3週間連続の上昇記録がストップしました。

米上院は木曜、下院が作成した税制改革案とは異なる3月の税制改革案を発表し、2つの計画の相違を年末までに調整するための課題を強調しました。
税制改革への期待は、9月中旬以降米ドルを引き上げるのに一役買っていました。一部のトレーダーは、税制改革が経済成長を促進し、米連邦準備理事会(FRB)の金利引き上げの決断を促せるとみています。

ユーロは金曜、米ドルに対して上昇し、EUR/USDは0.21%高の1.1667まで上昇し、週間0.45%の上昇となりました。
米ドルは円に対してわずかに変化し、金曜の終値は113.56となり、週間0.53%の下落となりました。

英ポンドは米ドルに対して強く、GBP/USDは0.35%高の1.3191で先週の取引を終えました。
英ポンドは、英製造業・鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことと、Brexitの交渉の進展に対する懸念が緩和されたことからこの上昇が生まれました。
英ポンドはユーロに対しても上昇し、EUR/GBPは0.16%高の0.8842に上昇しました。

今週の海外FX市場では、米国、英国、ユーロ圏、カナダが消費者物価指数(CPI)を発表するなど、インフレ指標が世界金融市場にとって最も重要になるでしょう。
また、ドイツで欧州中央銀行(ECB)が主催する会合に、欧州、米国、英国、日本の中央銀行総裁が参加し、討論会での発言に注目が集まるでしょう。